現役京大生が教える着実に身につく勉強法&講議

”分からない”を”分かる”に変えるメソッド

勉強で成功を掴むために必要な4つのこと

勉強しているのに苦手科目が克服できない、なかなか偏差値が上がらない…

それ、間違った勉強をしているからかもしれません。そこで、今回は勉強で成功するための必須条件を4つまとめてみました。どれも、勉強が得意な人たちは当たり前のようにやっていることかもしれませんよ。

 

1.目標を持つ

3種類の目標を使い分ける

 勉強する上で1番大切なのは、なんのために勉強するのかということです。目標はなんだって構いません。大事なのは長期的、中期的、短期的目標を定めることです。

  • 長期的目標・・・受かりたい大学やその大学でしたいことなど。
  • 中期的目標・・・長期的目標を叶えるための目標。偏差値を〇〇上げる、苦手科目を克服するなど。
  • 短期的目標・・・中期的目標を叶えるための目標。問題集を毎日△ページする、英単語をXX語覚えるなど。       

これらを定めた上で短期的目標の実現を目指して然るべき勉強をすれば、自然と長期的目標への最短ルートを進むことができます。(然るべき勉強を教えてくれ!という方がいらっしゃるとは思いますが、後日書きますのでしばしお待ちを…)。

目標設定の意義とは 

 勉強は誰だって苦しいものです。結果が出ればマシですが、常に結果が出るほど甘くはありません。そんなときに一踏ん張りできるかはこの目標設定にかかっています。あなたの勉強の原動力になりうるのはあなたの意志だけです。

 

2.計画を立てる

計画は重要?

 目標を設定してやる気もバッチリ。では早速勉強を…いや、その前に計画を立てましう。いくらやる気があっても闇雲に勉強するのでは非効率です。また、そのやる気を長続きさせるためにも計画を立てることは必要です。決まった計画を遂行できたことでモティべーテョンが上がるからです。

綿密な計画は厳禁!?

 計画を立てるとなると、マメで几帳面な人ほど陥りやすい落とし穴があります。それは、

  綿密すぎる計画を作成してしまう

ということ。以外に思われた方もいたかもしれませんが、勉強においては綿密な計画がかえって悪い結果を生むことも多いのです。綿密な計画を立てるのに時間がかかりすぎてしまうし、それが完成したとしても、計画通りに進められることはまずないでしょう。想定外の予定が入ったりして計画が破綻してしまったという経験をした方も多いのではないでしょうか。

予定のたて方

 そこで、おすすめするのがToDoリストの作成です。まず、今月やるべきことを書き出します。それをもとに、今週やることと、毎日やることを決めます。その後に、1日の予定を立てるのです。勉強の際には、項目が終わり次第リストから削除していくと、達成感が感じられます。毎日やることを優先し、今日できなかったことは必ず次の日にやるようにしてください。また、1週間以上の予定を立てないようにし、月単位でやるべきことができていればOKと考えましょう。(1週×4の月単位で管理)ここで最も大切なのは、立てやすく、修正しやすいということです。計画作成を念入りに行うのははっきり言って時間の無駄なのです。

 ここで計画を立てる際の注意点をまとめておきます。 

  • 綿密な計画は不要
  • 月単位で管理
  • 修正しやすいように
  • 短時間で済ませよう
  • ToDoリストを活用しよう

 

 3.環境を整える

関係ないものを取り除く

 学習環境を整える上で意識すべきなのは、勉強に無関係なものをできる限り取り除くということ。もっというと、目に入る範囲にそういったものをおいておかないようにしましょう。部屋からそれらを持ち出しても良いですし、興味のあるものがない部屋を勉強用に作っても良いでしょう。そういった意味では、塾の自習室というのは強力な手段となりえます。

スマホの弊害

  スマホが勉強に対して負の影響を与えるのことは皆さん薄々気づいているかとは思いますが、実はスマホは使用せずとも、そこに存在するだけで障害になります。「スマホが視界に入るだけで、集中力が大幅に減少する」という研究報告もあります。スマホは勉強する部屋に持ち込まないように。

ながら勉強の危険

 勉強しながら音楽を聞いたり、軽食を食べたり…。いわゆる「ながら勉強」をやってしまう人も意外と多いかもしれません。しかし、ながら勉強は集中力の低下を招き、効率の低下に繋がります。「BGMとして流しているだけだから…」という場合も、実際には無意識的に脳で情報として処理されるため、キャパを圧迫してしまうのです。また、テストや受験本番は当然BGMはありません。極力、本番と同じ状況で学習することを心がけましょう。

 

4.戦略を立てる

情報を集めよう

 受験は戦略が重要です。そのためには、まずは情報を集めましょう。戦いと同じです。敵や味方の情報が分からなければ、勝てるはずがありません。例えば、大学受験の場合、志望する大学・学部の定員は?受験科目は?傾斜配点は?合格最低点は?すべて答えられましたか?また、自分のことも知らないといけません。得意科目は?得意分野は?情報戦を制するものが受験を制す!…とは言いませんが、それくらい重要なのは確かです。

情報を分析しよう

 情報を集めるだけでは意味がありません。分析していきましょう。ここで大切なのは、あなたの強みが生かされるような入試条件を選択すること。一方、行きたいところがはっきりしている人は、その入試条件に合わせて自分の能力を高めていくことが必要です。

 一番わかり易いものが配点です。数学が得意ならば数学の配点比率が高い受験形態を選択すれば有利です。また、共通テストと2次の比率なども考慮すべきです。

戦略が合否を分ける

 受験では合格最低点を1点でも上回れば勝ちです。何も正攻法でいく必要はありません。戦略は人によって違います。勉強の配分、問題の解き方や順番など、工夫できるところはたくさんあります。(各科目の問題の解き方・順番などの細かいところはまた後日紹介します。)効率の良い戦略を構築し、1点でも多くもぎ取れる”受験力”をつけていってください。

 

最後に

 ここまで勉強においてぜひ知っておいてほしいことを紹介してきましたが、これらは明日から行動に移せることばかりです。効率よく勉強し、周りよりも1歩リードしましょう!

 

 

*これから様々な記事を通して、勉強を頑張る皆さんをお手伝いしていきたいと考えていますのでぜひ覗いていってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

県立高から浪人を経て京都大学に入学。現役京大生です。

得意科目は英語・国語・生物。塾講師のバイトをしています。

ブログの内容

主に大学進学を目指す高校生向けに勉強法や講義などを投稿する予定です。(もちろんその他の方も大歓迎!)

着実に身につく勉強法を紹介しますのでぜひ覗いていってください。

少しでも勉強を頑張っている皆さんの力になれたら幸いです。